当会案内

ご挨拶

 会員ならびに賛助会員の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より一般社団法人千葉県臨床工学技士会の活動と運営にご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
 当技士会は平成3年9月に任意団体として発足した「千葉県臨床工学技士会」を母体とし、平成21年8月に臨床工学技士の自立的活動と社会的認知度の向上を目的として、一般社団法人としての認可を受けました。以来活動を重ね、令和7年には設立から35周年を迎えることとなります。現在では会員数が1,200名を超え、全国で6番目に多い都道府県技士会となっています(令和7年3月31日現在)。これもひとえに、当技士会の活動を支えていただきました会員の皆様をはじめ、関連団体、ここまでの歴史を築き上げていただいた諸先輩方の努力の賜物と感謝しております。
 また先に行われた、令和7年度定時総会は、代議員の皆さまの協力のもと、決議が速やかに行われましたことを感謝申し上げます。またその後、開催された臨時理事会では、新たな体制の発足を承認いただきました。第9期の特徴として副会長が2人から3人体制に変更となります。これは多様化する技士会業務に対し、効率的に事業を進めていき、会員の皆様の利益に繋がるよう活動するための変更になります。役員一同新たな決意で事業を推し進める所存です。当技士会の事業は引き続き定款に基づき、臨床工学技士の職業倫理の高揚、技士相互、関連他団体の連帯交流を深めるとともに学術技能の研鑽および資質の向上に努め、地域の福祉、医療の普及発展に寄与することを大きな目的として、事業の継続を図って参ります。
 現在、病院経営を取り巻く環境は、日に日に厳しくなっています。われわれ、臨床工学技士に目を向けますと、少子化による次世代を背負う学生数の減少や深刻な人手不足の問題が挙げられます。しかしながら、医師の働き方改革に資するタスク・シフト/シェアの推進や医療DX、AIによる新たなる医療技術の創出など、社会が臨床工学技士に期待する部分は高まっており、見方によっては大きく飛躍するチャンスでもあります。臨床工学技士は新型コロナ禍、大地震、台風による水害など、さまざまな困難が訪れても結束して乗り越えてきました。当会はこれからも積極的に社会に貢献し、皆様の活動を支援して参ります。これには会員の皆様方のご協力が不可欠になりますので、今後とも、当会への変わらぬご理解、ご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

令和7年7月

一般社団法人 千葉県臨床工学技士会 会長 堀 和芳

概要

名称 一般社団法人 千葉県臨床工学技士会
事業内容 当法人は、千葉県における臨床工学技士の職業倫理の高揚、技士相互の連帯交流を深めるとともに学術技能の研鑽及び資質の向上に努め、地域の福祉、医療の普及発展に寄与することを目的とする。(定款より抜粋)
主たる事務所 千葉県松戸市樋野口865-2
医療法人財団 松圓会 東葛クリニック病院内
設立 2010年4月1日

定款・規程等

  定款・会則    cloud_downloadダウンロード(PDF)

  細   則    cloud_downloadダウンロード(PDF)

  選挙管理規程   cloud_downloadダウンロード(PDF)

  会誌投稿規程   cloud_downloadダウンロード(PDF)

役員一覧(第9期 理事・監事 2025.06改訂)

会長

  堀 和芳(帝京科学大学)

副会長

  • 配野 治(千葉メディカルセンター)
  • 芳森 亜希子(君津中央病院)
  • 井竹 康郎(ひまわりクリニック)

事務局長

  稲田 陽司(東葛クリニック病院)

理事

  • 渋谷 泰史(東都大学)
  • 山口 裕伸(玄々堂君津病院)
  • 安田 幸一郎(三愛記念病院)
  • 近藤 敏哉(亀田総合病院)
  • 関根 広介(亀田総合病院)
  • 新海 洋平(東葛クリニック病院)
  • 吉澤 翔太(みはま病院)
  • 藤平 雅紀(玄々堂君津病院)
  • 鈴木 貴大(クレドさとうクリニック)
  • 榎 邦明(みはま成田クリニック)
  • 八木 努(聖隷佐倉市民病院)
  • 小幅 寛己(三愛記念病院)
  • 土田誠伸(安房地域医療センター)
  • 森田将基(松戸市立総合医療センター)
  • 花本昌一(前田記念腎研究所茂原クリニック)

監事

  • 三浦 國男(玄々堂君津病院)
  • 内野 順司(みはま病院)

組織図

組織図

委員会

学術委員会

委員長:𠮷澤 翔太
委員:配野 治 ・ 芳森 亜希子 ・ 鈴木 康浩 ・ 熊井 良一 ・ 榎 邦明

●活動目的

  • 会員の研究活動を発表する場を提供し、臨床工学技士としての研究意欲増進を図る。また、呼吸・循環・代謝・医療機器における各分野の新しい技術や知見に関し、学術的視点からテーマを定め、講演やセミナーを企画する。更に研究活動に必要な研究テーマの決め方、論文活動、統計学などについての知識向上を目的に勉強会を企画する。

●活動計画

  • 1. 第35回学術勉強会の開催(令和7年8月頃 開催予定)
  • 2. 第30回千葉県臨床工学会の開催(令和8年1月頃 開催予定)

機器研修委員会

委員長:近藤 敏哉
委員:八木 努 ・ 新海 洋平 ・ 土田 誠伸 ・ 森田 将基 ・ 花本 昌一
委嘱委員:三浦 貴司

●活動目的

  • 1. 医療機器の操作・保守・点検に関する知識・技術レベルの向上を目的に、会員に対し情報提供や研修会の開催を行う。
  • 2. 多種多様な医療機器及び診療材料の最新情報を把握し、会員からご意見・ご要望の対応に努める。
  • 3. 研修は、実際に装置に触れ理解する「体験学習」形式を採用するが、WEB配信なども併用しトラブルシューティングや緊急事態の対応訓練など、現場で役立つ知識・技能の提供に努める。
  • 4. また臨床工学技士が在籍しない施設において、必要な技術・知識の提供を行い、医療機器の適切な運用管理の体制作りの支援を行う。
  • 5. 医療機器安全管理者育成に努める。

●活動計画

  • 対面式ハンズオン講習に関しては感染対策し慎重に行う。
  • 1. 第59回機器研修会(研修内容未定)(10月ごろ開催予定)
  • 2. 人工呼吸セミナー(令和8年2月開催予定)
  • 3. その他、医療機器取り扱い実践、メンテナンス講習、医療機器情報提供
  •  研修会または技士会ホームページなどによる配信
  •  講習会の内容によっては臨床工学技士以外の職種の参加も広く受け付ける予定。

医療安全委員会

委員長:山口 裕伸
委員:渋谷 泰史 ・ 藤平 雅紀

●活動目的

  • 安全で安心できる医療を提供するために、医療安全に関する知識を高め、安全確保や事故防止に努める。また、関連団体と連携して、医療安全情報や事故事例などを共有できる場を提供し、医療安全を推進する活動を行う。

●活動計画

  • 1. 医療安全に関する勉強会や研修会などを開催する。
  • 2. 医療安全に関する情報を多角的に収集し、ホームページや会誌にて会員に情報提供を行う。
    • ① 医療安全に関して重要な情報を発信している専門機関の情報や通知を収集する。
    • ② 各種メディアの医療安全に関する情報を収集する。
    • ③ 学術誌や専門誌に掲載された医療安全に関する研究や活動報告の情報を収集する。
  • 3. 渉外広報委員会と共同して、関連団体との交流を積極的に行い医療安全に関する勉強会を開催する。

公益事業推進委員会

委員長:小幅 寛己
委員:井竹 康郎 ・ 藤平 雅紀 ・ 安田 幸一郎 ・ 榎 邦明 ・ 土田 誠伸

●活動目的

  • 県民の健康意識の向上と健康増進を図り、利益に繋がる事業を活動展開する。またイベントを通じて臨床工学技士の認知度向上を目指す。

●活動計画

  • 1. 県内で開催されている健康づくりに関するイベントに参加して、血管年齢測定、体組成測定、ストレス測定、家庭用血圧計の動作・精度チェックを行い、利用者の方へ結果を説明して健康意識の向上と健康増進に寄与する。
  • 2. 地域のフェスタ等にブースを出展し、子供たちに臨床工学技士の仕事を体験しながら楽しく学んでもらう。

災害対策委員会

委員長:新海 洋平
委員:山口 裕伸 ・ 鈴木 貴大 ・ 関根 広介
委嘱委員:大石 正人 ・ 鈴木 康浩 ・ 石丸 昌志 ・ 佐久間 宏治

●活動目的

  • 1. 災害時に備え、日頃からあらゆる想定で訓練を行うとともに、会員へ災害対策の必要性を伝える。
  • 2. 千葉県を5地区(東葛地区、葛南地区、中央地区、東部地区、南部地区)の地域に密着した防災計画を立てる。

●活動計画

  • 1. 日本透析医会災害時情報ネットワークを活用し、災害時における情報伝達訓練を行う。
  • 2. DEIMAS登録およびメッセージ機能などの訓練を実施し、発災時における連絡・情報共有ツールのひとつとする。
  • 3. DIEMASや衛星電話、MCA無線、スターリンク、LINEなどSNSを活用し、確実に連絡がとれる通信手段を検討する。
  • 4. 医師、看護師、臨床工学技士などメディカルスタッフの顔の見えるネットワークの構築を行う。

人材活性化委員会

委員長:芳森 亜希子
委員:吉澤 翔太 ・ 新海 洋平 ・ 鈴木 貴大 ・ 森田 将基

●活動目的

  • 千葉県臨床工学技士会の若手技士の基礎知識の定着を図り、また技士会への入会を促進し、更なる組織強化を図る。

●活動計画

  • 1. 令和7年5月17~18日、第35回 日本臨床工学会Yボード活動報告紹介
  • 2. 若手技士向けセミナー開催 (令和7年7月、10、1月頃開催予定)
  • 3. 病院見学ツアー開催 (令和7年11月開催予定)

渉外広報委員会

委員長:渋谷 泰史
委員:山口 裕伸

●活動目的

  • 『県民の健康と医療機器の安全な使用を推進する』活動として関連団体と積極的に交流を行う。外部団体との折衝・交渉・会議の場などに参加しながら連携し、その中で臨床工学技士の認知、及び啓発に努める。

●活動計画

関係各団体(日本臨床工学技士連盟、千葉県看護協会、日本慢性腎臓病対策協議会、千葉県腎臓病協議会、他職種関連団体など)と融和を図り催事などに参加しつつ、県民の安全・安心な医療環境を構築するために連携する。特に医療安全委員会、機器研修委員会と連携し、適切な医療機器の取り扱いを関連団体に働きかける

  • 1. 公益社団法人 千葉県看護協会、公益財団法人 医療機器センター、医療安全委員会、機器研修委員会と連携し、適切な医療機器の使用方法を推進する活動を行う
  • 2. 千葉県看護協会医療安全委員会・当会医療安全委員会と連携し、正しい医療機器取扱いの啓蒙に努める。
  • 3. 千葉県内の医療関連職種と、有事の際に協働できる体制を構築する。

職能調査委員会

委員長:鈴木 貴大
委員:近藤 敏哉 ・ 榎 邦明

●活動目的

  • 臨床工学技士に関する意識および現況を調査分析し結果を今後の技士会活動に反映させる。

●活動計画

  • 1. 業務に関連した調査を行い以前実施した同調査と比較分析し、課題を抽出する。
  • 2. 令和7年職能調査委員会アンケートを10月予定する。

編集委員会

委員長:安田 幸一郎
委員:吉澤 翔太 ・ 小幅 寛己 ・ 土田 誠伸 ・ 花本 昌一

●活動目的

  • 新聞・会誌等の発行により、各会員に技士会活動報告及び、連絡事項の伝達を行う。学術的・技術的な情報を発信し、会員の知識向上を図る。更に新聞発行を通して、一般の方々へ「臨床工学技士」の知名度の向上を図り、更に医療機器の知識と理解を深める。

●活動計画

  • 1. 新聞『Chiba Clinical Engineer News』の年3回(8月、11月、2月)の発行および、会誌『臨床工学』の年1回(9月)の発行予定

医工連携推進委員会

委員長:関根 広介
委員:井竹 康郎 ・ 小幅 寛己
委嘱委員:大石 正人

●活動目的

  • 会員から医療ニーズを収集/評価/検証し、経済産業省関東経産局と連携している支援機関/企業/自治体等に医療ニーズを提供して医療機器の開発支援を行う。

●活動計画

  • 1. 経済産業省関東経済産業局および千葉県商工労働部産業振興課と連携を図り、関係の構築と情報収集を行う。
  • 2. 医療機器開発支援機関および関連企業と連携を図り関係を構築する。
  • 3. 会員へ医工連携関連情報の提供を行い、ニーズ収集を活発にする。
  • 4. 会員から収集したニーズを開発支援機関や関連企業に提供を行い、開発支援をしていく。

ネットワーク構築委員会

委員長:藤平 雅紀
委員:配野 治 ・ 稲田 陽司

●活動目的

  • 1. Webシステムの管理、システムの再評価と修正点抽出し、システムの充実
  • 2. ホームページの充実を図り、最新の情報提供ができるようにホームページの管理体制を構築

●活動計画

  • 1. ホームページの問題点、修正点を抽出し修正作業をする。
  • 2. ホームページ内容および管理体制の修正と整備、管理者マニュアルの更新を実施する。

選挙対策係

配野 治 ・ 井竹 康郎

●活動目的

  • (公社)日本臨床工学技士会の理事、代議員の役職に相応しい技士を輩出することを目的とする。

●活動計画

  • 1. 関東甲信越臨床工学技士協議会会議に出席して情報交換を行う。(3回/年程度)。
  • 2. (公社)日本臨床工学技士会における選挙方式(プリバド)について会員へ周知する。

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